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検査について

長野市稲里町田牧 の 脳神経外科・神経内科 脳とからだの くらしまクリニック

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院長エッセイ
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スタッフ募集

16列マルチスライスCT

CTによる各種血管撮影

CTによる各種血管撮影

放射線被曝を押さえて高画質の断層撮影(頭、胸部、腹部、四肢、脊椎)や血管撮影(脳、頚部、心臓、胸腹部、四肢)が短時間で撮影できるCT装置です。撮影時間は長くても1-2分以内ですので、狭い場所が苦手な方(閉所恐怖症)、じっとしていることが苦手なお子様、腰痛などで長い時間仰向けで寝ていることが困難な方でも容易に詳細な断層撮影が可能です。また、メタボリック症候群の要因と考えられている内臓脂肪の程度を一目で画像評価できる「体脂肪測定CT」もカンタンに検査で見ます。

 
 

単純X線写真、画像読み取り装置

全身の骨の撮影が可能です。骨折や骨の病気の診断に有用です。

超音波画像診断装置

頸部の頸動脈を超音波で画像診断する装置です。被爆することもなく無痛の検査です。頸動脈の動脈硬化の度合いを容易に診断できます。また、動脈の狭窄(つまり具合)も診断できます。さらには腹部、四肢、甲状腺の超音波診断も可能です。

デジタル骨塩定量測定対応ワークステーション

骨粗鬆症は骨量が減り、骨がもろくなり骨折しやすくなる疾患です。ひどくなると骨折が度重なり,高齢者の寝たきりの原因となる場合もあります。そのため,早期に発見し,治療することが重要とされています。手のX線撮影をするだけで瞬時に骨塩定量が出来ます。

その他検査機器

  • 自動解析心電計:心電図をとる装置。
  • 血液凝固分析装置:抗凝固療法を受けている患者さんの薬の効き具合をその場でチェックできる装置です。
  • 多項目自動血球計数機:白血球、赤血球、血小板数や、貧血の度合いを検査する装置です。
  • 尿分析機

MRI検査について

高性能のMRIによる診断が必要と判断される場合は、当院から直接、長野赤十字病院、篠ノ井総合病院、松代総合病院でのMRI撮像を予約することが可能です。無駄な待ち時間なくMRIの検査のみ受けていただき、病院で会計を済ませればそのままお帰りいただけます。検査結果は後日お好きな日程で当院でゆっくり説明をさせていただきます。画像データは当院に郵送されて、結果を当院にてご説明致します。またそれぞれの病院の放射線科医の診断も同時に受けておりますので、診断はより確実を期すことが出来ます。

体脂肪測定とメタボリック症候群

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)をご存じですか?

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧が引き起こされる状態で、それぞれが重複した場合は命にかかわる病気を招くこともあります。ただし、食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善によって、予防・改善できます。

BMI25以下であっても生活習慣病を合併している人は、特に産業保健の現場での健康診断なとで、かなり頻繁に遭遇し、男性の場合は、特にその傾向か強い内臓脂肪面積は、BMI、腹囲、体脂肪率なとの従来のパラメーターと比較して、高血圧、耐糖能障害、脂質代謝異常、 高尿酸血症なとの合併とより関連があると考えられた。特に血液生化学テータのうちHDL-Cや中性脂肪との相関が強く、逆に総コレステロールとの相関は弱かった。この結果とATP IIIによるMetabolic syndrome(MS)の診断基準を考慮すると、内臓脂肪の蓄積がMS発症と強く関連していると考えられた。内臓脂肪面積のカットオフ値についての検討では、2疾患以上合併症やその他の検査テーダで100cm2前後の値をとっており、従来の報告と同様に100cm2はカットオフ値 BMI25以上以下に関わらず、内臓脂肪の蓄積した状態では生活習慣病発症のリスクが高いと考えた。逆にBMIが高くても内臓脂肪が蓄積していなければ、リスクが低い可能性も示唆された1スライスの腹部単純撮影画像から体脂肪面積や皮下脂肪面積を計測し、それぞれの蓄積を観察できます。

 

内臓脂肪型肥満とは?

内臓脂肪がたまることによって、脂肪細胞から糖尿病や高血圧症、高脂血症をひき起こす悪い生理活性物質が多く分泌され、血管の炎症や血栓をつくりやすい状態を起こします。
反対に血糖値をコントロールしやすくしたり、動脈硬化を抑えたりする良い生理活性物質の分泌は減り、動脈硬化が進みやすくなります。

 

CTによる体脂肪面積計測検査

CTによる体脂肪面積計測検査CTによる体脂肪面積計測検査のBMI(ボディマス指数=肥満度)が25以下と正常であっても生活習慣病を合併している人は少なくなく、男性の場合は特にその傾向が強いと言われています。内臓脂肪面積は、BMI、腹囲、体脂肪率などの従来のパラメーターと比較して、高血圧、耐糖能障害、脂質代謝異常、高尿酸血症などの合併とより関連があると考えられます。内臓脂肪CT検査は、ヘソ周りを1スライス撮影して内臓脂肪と皮下脂肪を計測します。ほんの数分で検査は終わります。
CTによる体脂肪面積計測検査をご希望の方は遠慮なく当院スタッフにお申し出下さい。

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